ナチュラルホルンの「鹿寄せ」
ナチュラルホルンの音色で鹿を呼び寄せる
「鹿寄せ」
鹿寄せが行われる場所は、奈良公園の春日大社参道南側の飛火野(とびひの)というエリア。
鹿愛護会のスタッフの方が、ホルンを吹く前に
さらっと歴史や注意事項なども話してくださったのですが
1892(明治25)年、鹿園竣工奉告祭でラッパを使って行われたのが始まりだそうです。
奏でる曲は、ベートーベン作曲「田園」の一節
ラッパよりもホルンの方が牧歌的よね。
吹いていても鹿がなかなか来ないので、若干ざわつきましたが
しばらくすると森の奥から、たくさんの鹿が一斉に駆けて集まってきました。
なかなかの数。
スタッフの方から、ご褒美にもらえるどんぐりが無くなったら
スタコラとあっという間に、どこかに散っていく鹿達。
移動販売をしにきていた、鹿せんべいを買って鹿にあげることもできますが
おせんべいを持っていると分かると、容赦なく鹿に囲まれるので注意が必要かも。
簡単なフレーズだったし
私もホルンを吹いて鹿を集めてみたいわ。