屋根瓦が見事な「元興寺」
南都七大寺の1つ
「元興寺(がんごうじ)」
日本ではじめて本格伽藍を持った、最古の仏教寺院「法興寺(飛鳥寺)」が前身。
平城遷都で移されたそうで
かつては、ならまち界隈が
すっぽり収まるくらいの広大な寺院だったとか。
極楽堂の西側と禅室の南側には、約1400年前の屋根瓦や柱が残り歴史を感じさせます。
茶や黒の味がある古代瓦。陶芸好きには、興味深いポイント。
境内はお花が綺麗に咲いていて、桔梗が見頃でした。
もう少しすると、萩が咲くようです。赤も映えそう。
約2,500の石塔やお地蔵様が並んでいるのも不思議な光景。
名石、蛙石も!
法輪館には、
国宝の五重小塔
重要文化財の聖徳太子立像などもあり、見どころたっぷり。
世界文化遺産に登録されているのに、
どこか素朴でこじんまりとしていて、観光客が少なくゆっくりと満喫することができました。
「元興寺(がんごうじ)」
奈良市中院町11